※この記事はすこち本人作成記事になります。
本記事を書いているすこちです!
私は、ファイナンシャルプランナー(通称FP)2級3級を一発で合格することができた大学生です。
そこまでの道のりで私自身が思ったことや立ち止まってしまった経験を皆さんに発信することで、より楽しくより簡単に資格についての知識や勉強をしてほしいという思いから記事を書いています!
是非最後まで読んでいただけると幸いです!
FPってどんな資格?何ができるようになる?
まず、FPは簡単に言うと、お金に関する全般的な知識を覚えるような資格になります。全般的となるとざっくりしているため勉強する6つの分野ごとに分けたいと思います。
1.ライフプランニングと資金計画:FPと言われる人はどんなことができるのか、何はしてよくて何はしてはいけないのかといったFPの基本
2.リスク管理:主に保険についての知識、税金、所得控除になる金額や種類
3.金融資産運用:わかりやすく言うと投資について、株や債券、投資信託についての知識やNISAの構造や優遇内容解説
4.タックスプランニング:税金はどのような種類がありどのように計算されているのか、アルバイトなどで103万円は超えてはいけないとよく言われるけどなぜなのかなどについて知ることができます。
5.不動産:家の権利や土地の権利、ビルばかり建っているところや住宅ばかり建っているところがあると思いますが、実はしっかりと決まっていてこの分野の知識
6.相続・事業承継:相続税の計算方法や、贈与税の計算方法、税金控除の種類や使い方について
以上の6つの知識をつけることで今後必ず訪れるであろう相続や、今日本で流行っている投資についての危険性や、有利性などを知ることができます!
取得者が思う勉強してよかったなと思う点
私は、勉強する中で役に立ったなと思う点を挙げるとすれば、
相続における税金優遇措置方法、
金融資産運用における債権の種類や税金を低く抑える方法、
リスク管理における全く意識をしたことなかった保険の種類や必要性
などについて知ることができたのは、確実に今後の将来に使う知識になるため勉強してよかったなと思います。
3級はあっても意味ないって本当?
意味がないことは絶対にないです!
頑張って勉強したのが全く役に立たないことはないです。よくネットなどで、3級なんて持っていても意味がないといいますが、それは意味をどこから感じるのかが人によって違うからなのではないかなと私は思います。
役に立つ基準が、資格手当なのか、知識なのか、独占業務(その資格をもっている人しかできないこと、例:医者等)がなることなのかによって変わるためだと思います。
そのため、この記事を読んでどんな資格なのかを知ることで、少しでもやる気や資格を取る意味を持っていただけたら幸いです。
どんなことに役立つの?
人の役に立つという目線で言うと、FPは医者や弁護士のように専門性に優れているというわけではないため、人のライフプラン(人生設計)への全体的なアドバイスをすることや、確定申告や税金について、調べても理解が難しい人に対してわかりやすく説明すること、税金優遇についてのアドバイスを個人事業主などにすることが可能になります。
そのためダブルライセンス(2つの資格、例:宅建士とFP)を持つことで役に立たせてる方が多いです。
例として
宅建士とFPのダブルライセンスであれば、家の契約方法についての専門知識を活かしながら、家を買う方の税金やライフプランの相談にも乗ってしまう。といった方法で役立てている方が多いです。
2級まではどのくらいでとれるの?
結論約4か月は最低でもかかると考えるべきです。
FP3級に受験資格はありませんが、FP2級には4種類の受験資格があります。
FP2級受験資格
・3級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定合格者
・2年以上の実務経験者
・厚生労働省認定金融渉外技能審査3級合格者(こちらはもう取ることができない資格です。)
・AFP認定研修の受講修了者(簡単に言うと研修を受けたらいいよってことです。)
の4種類になります。
おすすめ受験資格取得方法!
私のおすすめは、FP3級を取ることです!この方法が最も時間もお金もかからない方法になるからです!
上の4種類を比べてみましょう
1.2年以上の実務経験者:2年は長いですしもしダブルライセンスにしたい方は実務を積むことができません。
2.厚生労働省認定金融渉外技能審査3級合格者:2001年に廃止されているため除外
3.AFP認定研修の受講修了者:こちらは費用が数万円から数十万円かかります。
4.3級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定合格者:1万円程度で合格でき最短1か月で取ることも可能です!
以上からFP3級を取ってしまうことをおすすめします。
FP2級3級勉強時間や期間、試験内容
FP3級
- 平均勉強時間:80~150時間
- 合計勉強期間:2~3か月(1日2時間想定)
- 試験日:5月、9月、1月
- 試験内容:学科120分、前半○×問題、後半3択問題、実技3種類の内選択制
- 受験資格:なし
FP2級
- 平均勉強時間:150~300時間
- 合計勉強期間:3~5か月(1日2時間想定)
- 試験日:5月、9月、1月
- 試験内容:学科120分、4択、実技3種類の内選択制
- 受験資格:上記記載
3級から2級への最短ルート!
私のおすすめ最短ルートは
1.3級試験日の約1か月前から1日3時間の勉強を始める。
2.合格してすぐに2級の勉強を1日2時間4か月行い合格❕❕です。
実技はどれを選択すべき?
FPの実技には3種類ありぞれぞれ内容や、難易度が違います。
まず、それぞれを紹介いたします。
- きんざい:個人資産相談業務
- きんざい:保険顧客資産相談業務
- 日本FP協会:資産設計提案業務
以上の3つになります。私は最も合格率が高い日本FP協会:資産設計提案業務を3級でも2級でも選択しました。また、将来において不動産に関わる予定であったため資産設計を自分自身にもしてみたいと思ったのも理由の1つになります。
またなぜ他2つの合格率が低いかというと、団体申し込みが可能、だからです。そのため、会社に強制的に申し込まれた人などが多いため合格率が低くなっていると考えられています。
独学と通信どっちがいいの?
私のおすすめは独学になります。費用も掛からずまた独学でも十分取得が可能な資格になるためです。
また、今現在は動画などの普及から無料で解説動画を見ることも可能になっているためです。
各費用について
・独学3級:参考書代約6000円
試験代学科実技合計8000円
・独学2級:参考書代約8000円
試験費用約12000円
・2級3級通信講座費用:約3万円~10万円になります。高い、、、
取るまでに考えておくべきこと!
勉強を始める前に必ず固めた方が良いことをお伝えします!
それは!
何のために勉強するのかを明確にする!合格できなかったらどうなるのかを想像する!
この二つです。
私の場合、大学2年生の2月に3級の勉強を始め宅建士の試験が終わった大学3年生10月中旬からということがありますが
何のために勉強するのか:FP2級まで取り切って資格手当をもらおう!
合格できなかったらどうなるのか:大学生にとって大切な時間とお金を捨てたことになる
こう考えていました。参考になれば幸いです。
何事にもなんのためにそれをするかはとても大切です。そして資格取得に関しては、合格できなかったらを考えることが大切だと思います。
なぜなら、、、
もう一回があるからです!
そのため先を見ることそして後ろを決めることで自分自身にプレッシャーをかけることで通算5か月というとても長い期間の継続を実現することができると思います。
実際に行った勉強方法!(参考書やメモなどの画像付き!)
3級勉強方法
まず、3級から紹介していきたいと思います!
参考書と問題集を同時に勧めて、2周したのちに過去問に移るというものです!
そして、過去問を約3年分(9回分)を解き終わったのちもう一周しそこでもなお間違えた問題を、苦いてな問題として教科書と問題集にマークを付け、再度参考書と問題集を一周、
最後に試験1週間前に直前予想模試を解く
ここまで、読んでそんなにできるわけないと思う方もいるでしょう。
しかし!
3級の参考書も問題集も意外と薄く、過去問においても120分の試験時間ですが、本番で1時間経ったらすぐに帰る人が多いといったように、思っている数倍時間がかかりません。
ただ資格においてはお金もかかるため少し過剰なくらいやっておくほうがいいかと思います。
そして、私は毎日2時間勉強する!と決めていたため、下の画像のようにたとえ0時間だったとしても、15分だったとしてもメモ帳に毎日つけていました。
自分は今どのくらい勉強しているのかが明確になったり、過去問の点も記載することで、しっかり勉強しているのにできていない場合は、毎日の時間数を増やしたり、と調整が可能になるため、お勧めします!
使用していた参考書、問題集、直前予想問題
参考書や問題集などは、同じ種類のものを使うことをおすすめします。解説の書き方や記載ページなどが、統一されているため見直しがとてもやりやすくなるためです。
・参考書
楽天リンク
アマゾンURL
・問題集
楽天URL
アマゾンURL
・直前予想問題
※受ける月によって変わってくるため、試験日に対応しているものを買いましょう。
※上記の参考書または問題中のリンクから買うことができます。
2級勉強方法
2級は3級と比べて難易度がだいぶ上がります。
学科においては4択になり、実技においても記述式になるため、時間も集中力もより必要になります。
勉強方法はまずは3級と同じように参考書と問題集を同時に進めて2周します。そして過去問に移り9回分行った後、もう一周します。その後、私はさらに3回分過去問を行いました。理由としては前半に行った9回分の点数が悪かったのが理由になります。
そして、直前問題集においても試験日の2週間前からはじめ、2周しました。
時間はかかるものの4か月もあるため、毎日コツコツ、少しさぼりながらでも可能です!
メモの方法ややり方については、3級と変わらないため画像だけにさせていただきます。
使用していた参考書、問題集、直前予想問題
参考書や問題集などは、同じ種類のものを使うことをおすすめします。解説の書き方や記載ページなどが、統一されているため見直しがとてもやりやすくなるためです。
・参考書
楽天URL
アマゾンURL
・問題集
楽天URL
アマゾンURL
・直前予想問題
※受ける月によって変わってくるため、試験日に対応しているものを買いましょう。
※上記の参考書または問題中のリンクから買うことができます。
※アマゾンでしかリンクがなかったため楽天は省略させていただきます。
今後おすすめ資格5選!
取得が簡単な順に、FPと相性の良いおすすめ資格を紹介していきます!
受かった皆さん、ぜひ参考にしていただけると幸いです!
住宅ローンアドバイザー(民間資格)
・取得方法(住宅ローンアドバイザーは民間資格であり、色々な取得の仕方があります。また、3年の有効期限があるため業務に使う方向けになります。)
取得方法は2つ、試験に合格または講習を受けた後、効果テストに合格のふたつです。
詳しくはこちらをご覧ください。
・勉強内容:住宅ローンアドバイザーとは、住宅ローンに関する正しい知識と情報をもとに、顧客が最適な住宅ローンを選択できるようにサポートするための民間資格
おすすめ理由:
宅建士と似ていますが、住宅を買うということはライフプランを見直す必要があります。そんな際にFPがあれば非常に有用であり、顧客に対してプラスアルファのサポートをすることが出来ます!
日商簿記2級
・勉強時間:100~200時間
・勉強期間:2ヶ月から3ヶ月
・勉強内容:経営管理に役立つ知識を学べる試験
おすすめ理由:
経営に関する知識と、お金全般に関わる知識によってより細かい計算をすることが出来、転職やキャリアアップに置いても専門性を高めることが出来るためです。そして内容が1部被っているため、証券外務員よりも取りやすいとしました。
証券外務員
・勉強時間:1種が80~100時間2種が50~80時間
・勉強期間:1ヶ月半程度
・勉強内容:証券外務員資格は銀行や証券会社への就職が決まったら確実に必要な知識、資格
おすすめ理由:
FPを役立てる場として証券会社や金融機関があります。その業界ではこの資格がないといけないと言うくらい大切な資格であり、証券会社の場合は1種を金融機関の場合は2種を取得することになるためFPを役に立てる場であれば必要になるため、そして内容がFPの金融資産運用の内容の深堀になるため、勉強の取り掛かりがしやすいと思います。
宅建士
宅建士一発合格への道!にて詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
おすすめ理由:住宅ローンアドバイザーよりも難しいですが、同じような理由によりおすすめ致します!
税理士
・勉強時間:4000時間
・勉強期間:最低2年多くの場合3~5年
・勉強内容:務諸表論を勉強し、会計の土台ができたところに各税法を上積みしていくのが一般的
おすすめ理由:
ついに出ました税理士です!とんでもない時間、難易度の資格になります。正直FPとのダブルライセンスはほぼ意味ないですが、FPが足がかり程度になると思い紹介させていただきます!こちらを専門職にしたい方や、FP業務を行って人助けをしたい方など覚悟がある方は頑張って見てほしいです!
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