※この記事はすこち本人作成になります。
宅建士ってどんな資格?
宅建士とは、宅地建物取引士の略称であり不動産の取引において必要な国家資格になります。
また、有名な資格であるためネームバリューがあり、転職や就職の際に一定の能力があると見込まれる資格にもなります。
そして内容は法律関係が非常に多く暗記の分野ばかりになります。
しかし!暗記と言っても事例を覚えることが主になってくるため、用語をある程度覚えた後は、身の周りに置き換えながらの簡単な事例を読んでいれば勝手に考え方が身についていくため、しっかり継続できる人であれば4か月もあれば合格点に達することができます。
どのくらい難しい資格なの?
宅建士の難易度は資格全体を見て平均よりも少し上くらいかなというのが私の感想になります。
医師や弁護士のようにちゃんと勉強したとしてもとることができるのはごく少数というわけでもないですし、
逆に3日勉強すればとれるような資格でもないためです。
そして毎年20万人が受けてその中の15%から20%が受かる資格になっています。
そうなんです、合格点が合格発表までわからないのです。合格点が高い年は50点満点中39点、低い年は31点、大体過去の事例から見て40点を自己採点で超えていれば安泰の資格になります。
そして、試験日は例年10月の第三日曜日のみになっており年に一回しか受けることができないことも難易度が高い理由になります。
宅建士一発合格の割合
宅建士の一発合格は、合格者の4割になります!
確率で言えば、15%から20%×40%=6%から8%になります!
とても難しそうですよね、しかし合格者の割合で一番高いのは一発合格者です。
なんで一発合格者が多いの?
理由は簡単です。だらけてしまうからです。
一回受けたしそこまで勉強する必要ないだろう、
前回ギリギリ受からなかっただけだから次は行けるだろう
そう思ってしまい宅建士の勉強を始めた当初よりもやる気も、時間も欠けてしまっているためです。
こうならないように、皆さんには一発合格を目指してほしいです!
必要な勉強時間数や期間は?
宅建士を取るために必要な時間数は、一般的に200~300時間必要だと言われています。毎日2時間勉強した場合、4か月~6か月必要ということになります。
そして毎日2時間はとても難しく時間を作れなかったり、たまに疲れてしまったりと毎日は到底無理です。
私のおすすめは、一日3時間を6か月やるぞ!くらいの心構えからスタートすることをお勧めします!
これを継続したおかげで下の画像のように約270時間勉強した末に合格することができました。
独学、通信どっちがいいの?
私は、独学で合格することができたため、独学をお勧めします。しかし、時間がない方や常に参考書を持ち歩くわけにもいかない方もいらっしゃると思うため、二つのメリット、デメリットを解説します。
単純にお金がかかるかかからないか、そして、聞くことができるかできないか、この二つに限るかなと思います。
宅建士の内容はだいぶ複雑であり、理解に苦しむことも多々ありました。そのため時間がない方や暗記が得意な方は、独学であってもこれはこう!とルールすら暗記してしまえばいいと思います。実際私はこうでした。逆にしっかりとなぜなのかを理解しないと暗記ができないといった方は、通信であれば解説がとても充実していますのでそちらをお勧めします。
お金について
独学(私を例に):参考書3000円問題集3000円過去問集3000円直前予想問題3000円程度の12000円でした。
通信(私調べ):約70000円が相場のようです。高いですね
取る前に考えておいた方が良いこと
勉強を始める前に必ず固めた方が良いことをお伝えします!
それは!
何のために勉強するのかを明確にする!合格できなかったらどうなるのかを想像する!
この二つです。
私の場合、大学3年生の4月に勉強を始めたということがありますが
何のために勉強するのか:宅建士を取って就職に生かすため!
合格できなかったらどうなるのか:大学生にとって大切な時間とお金を捨てたことになる
こう考えていました。参考になれば幸いです。
何事にもなんのためにそれをするかはとても大切です。そして資格取得に関しては、合格できなかったらを考えることが大切だと思います。理由はもう一回があるからです!
そのため先を見ることそして後ろを決めることで自分自身にプレッシャーをかけることで6か月というとても長い期間の継続を実現することができました。
実践していた勉強方法、参考書(画像付き)
ここからは実践編です。
使っていた参考書、問題集、一問一答、過去問、直前予想模試(こちらは7月ごろに2024年バージョンが出るため画像は2023年度の物です)の5つです
参考書
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問題集
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過去問題集
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一問一答
※一応私は買い2~3週はしましたが、もし黄色の問題集を持ち運べるようであれば買わなくてもいいと思います。
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直前予想問題
※直前問題集は予想問題形式のため、大体7月ごろに発売されます。発売されたら各SNSで発信いたしますので参考にしてください。
そして行っていた勉強法は毎日の勉強時間をスマホのメモに残しながらどのくらい勉強できているかを可視化する。参考書と問題集を同時にすすめ、二つとも3週したら過去問を解きまくる!
この2つだけです。
実際の画像
このようにたとえ0時間だとしても残すことで、危機感をあおり、又一か月ごとの合計を出すことで目標の勉強時間まで何時間足りていないのかを、可視化することができます。
そして私は、過去問が何点だったのかも残すことで、成長しているのかしていないのかを実感させていました。
これをひたすら繰り返し、やる気がなくなったり、なんでやっているのか不思議になったら、前述した所にもどりやる気を出す。を行っていけば一発合格なんて楽勝です!
過去問はいつから、どのくらい、解くべき?
一般的に12年分解いたらいいと言われています。
理由としては暗記は宅建士のスタートラインであって、その知識を実際に使うことができるかどうかを試験で試されるためです!
よって12年分の過去問をひたすら解いて、見直して、暗記が足らないところは反省して、新しい知識は参考書に書き留めることで、応用力をつけることをおすすめします。
また、宅建士の問題は非常に分量が多く4択、50問、を2時間で解くことは初めはとても難しいです。
そのため分量になれる意味もあり12年分と言われています。
実際私は約12年分を2周しました。よって約24年分です
なぜ2周?24年分解けばいいじゃん、と思う方もいると思いますが、
宅建士は法律関係の資格になるため、古すぎると法令が全然違って役に立たないんのです。そのため過去問のスケジュールは、
1.過去問を解く例2020年度(2時間はかかります)
2.見直しをする
3.過去問を解く例2019年度
4.見直しをする
5.もう一度2020年度を解く
6.見直しをする
といったようにすぐに2回目をやらずに、1年分おいてやることをおすすめします。
そうすることによってすこし問題の選択肢までは覚えていないけれど、間違えたところや足らなかった知識はある程度頭にあるくらいになると思います!
ここは3番だったなくらいまで覚えていては意味がないためこの方法をお勧めします!
今後おすすめな資格5選!
ここからは、
一発合格できた後違う資格もとってみたい!という方や
持っているけど次は何がいいかな?という方向けに
おすすめ資格5選を難易度が低い順に上げていこうと思います!
ファイナンシャルプランナー2級3級
この資格は、基本2級から役に立つものとなり3級だけをもっていてもそこまで強みにはならないため、合わせて紹介します!
そして、ファイナンシャルプランナーは基本的に2級から受けることはできないため、まず3級を取得するか、研修を受けることでスキップすることもできます!
- 合計平均勉強時間:300時間
- 合計勉強期間:6か月
- 勉強内容:税金、保険、株式、リスク、不動産、相続、について全般的な知識を得ることができます。
- 試験日:5月、9月、1月(2、3級)
- 受験資格:なし
おすすめする理由
不動産の分野は、宅建士からするととても簡単であり、又資格手当も宅建士が出るところに就職する場合、基本2級から支給されています!
また、不動産関係の職に就いた場合、その顧客のライフプランの相談まですることができるため、有利に働いてくれると言われています!
そして、連続で取ることをおすすめしています!基本2級は3級の知識をすこし広げた程度であるため、せっかくであれば、連続で取りお金も信頼も手に入れましょう!
行政書士
- 平均勉強時間:500~600時間(宅建士を取れた前提です)
- 勉強期間:10か月程度(1日2時間換算)
- 勉強内容:法令等科目は、民法・行政法・憲法、行政書士に必要な法律知識、一般知識等科目は、 政治・経済・社会
- 試験日:11月第2日曜日
- 受験資格:なし
おすすめする理由
官公署に提出する書類および事実証明・権利義務に関する書類の作成代理ができるようになります!
これは、宅建士と同じように独占業務となります!この独占業務ができると宅建士が普段頼んでいたことが自分一人でできてしまうようになるのです!!
時間はかかり、宅建士よりも難易度が高いと言われていますが、合格できた皆さんでしたらできるとおいます!
社労士
- 平均勉強時間:1000時間
- 勉強期間:約1年(1日3時間想定:かかる期間が非常に長いため長くだらだらやると難しいと言われています)
- 勉強内容:労働関係科目と社会保険関係科目
- 試験日:例年8月末
- 受験資格:基本的に短大、大学、高専卒業の学歴、又卒業要件科目取得済みの大学生等
詳しくはこちらをご覧ください
おすすめする理由
だいぶ難しい資格になりますが、こちらにも企業や個人事業における人事労務管理業務という独占業務があり、これができることで、独立の際に自分自身で書類を作成することができてしまいます。また不動産を資産や投資目的として利用しようとする方に対して、書類作成ができるということは非常に魅力的になり、もし不動産関係につくようであれば持っていて必ず損はないためおすすめします。
中小企業診断士
- 平均勉強時間:800~1000時間
- 勉強期間:約1年
- 勉強内容:「経営戦略論・組織論・マーケティング論」「財務・会計」「生産管理、店舗・販売管理 」「情報通信技術(IT)」「企業経営に関係する法律」「マクロ経済・ミクロ経済」など、とても幅広い分野を学習します。
- 試験日:筆記試験:10月最終日曜日、口述試験:例年1月末
- 受験資格:なし
おすすめ理由
この資格には、独占業務はありません、しかし法人の方も相手にするであろう、宅建士の皆さんが持っていて損のない知識、資格になります。受験資格はありませんが、社労士よりも難しいと言われており、どちらも取りたい場合は、社労士を取ったのちに中小企業診断士を取ることをお勧めします。
不動産鑑定士
- 平均勉強時間:2000~3700時間
- 勉強期間:1年半~2年
- 勉強内容:短答式試験と論文式試験があります。
短答式試験の科目は、「不動産に関する行政法規」「不動産の鑑定評価に関する理論」です。
論文式試験の科目は、「民法」「経済学」「会計学」「不動産の鑑定評価に関する理論」「不動産の鑑定評価に関する理論」「不動産の鑑定評価に関する理論演習(演習)」 - 試験日:例年5月中旬の日曜日
- 受験資格:なし
おすすめ理由
不動産を鑑定することのできる唯一の資格!国家3大資格の一角!この2つになります。日本での唯一の資格でありとんでもないくらい難しいですが、取れればもう人生は安泰と言われているくらい素晴らしい資格になります!しかし不動産鑑定士は資格を取れてもなることができません!その後業務を何年かこなすことでやっと正式になることができるものです。この職に決める!くらいの覚悟がある場合や時間のある学生などにおすすめになります!
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